地域スポーツクラブ設立にあたって
- 会費の設定は非常に難しいと思いますが、どのように考えたらよいのでしょうか?
- 会費は、クラブの運営を考えて作成した事業計画・収支計画に基づき設定する必要があります。実際にかかる費用に対し低すぎる会費を設定してしまうと、クラブの永続的な運営に支障をきたす恐れがあります。また、高すぎる費用の設定は、会員に継続して参加してもらえなくなる恐れがあります。特に、家族で参加している会員に大きな負担を強いることの無いよう、適切な金額を設定しましょう。
クラブにとって会員や地域住民のニーズに適応した事業の展開が重要ですが、クラブの収入(予算規模)によって、事業の数、規模、内容が大きく左右されます。このようなことを考慮し、クラブ運営に見合った収入が得られるよう、適切な会費を設定しましょう。 - 指導者をどのように見つければよいのですか?
指導者の多くはボランティアであり、地域社会に生活する人々の中から求めることが基本になります。地域社会にどのような種類のスポーツ指導者やスタッフとなりうる候補者が存在しているか調査しましょう。このような人たちを探す方法には以下の3 種類が考えられます。
1. 情報メディアによる方法
印刷メディアとしては、会報、ちらし、ポスター、そして区市町村広報などがあげられます。会員の中から指導者を発掘する際は、クラブ内にポスターを掲示したり、会報に取り上げたりすることが効果的です。区市町村の広報誌は、住民がスポーツ情報を入手する媒体として広く利用されています。区市町村の広報誌や地方新聞を活用するためには、クラブの活動やニュースを印刷媒体としてまとめたり、会報や写真等を持参したりして、ニュースソースの資料を多く作り、積極的にアプローチすることも必要です。また、他に、ホームページによる人材発掘という方法もありますので、ホームページに情報を載せて積極的に呼びかけてみましょう。2. 各種団体から見つける方法
クラブ内に適当な指導者がいないときには、外部団体へ積極的に働きかけることが重要です。東京都広域スポーツセンターでは指導者派遣事業を行っています。
お気軽に東京都広域スポーツセンターにご相談ください。3. 地域コミュニティから見つける方法
地域コミュニティにおける指導者の発掘では、「口コミ」が大きな威力を発揮します。主な対象としては、「地域におけるスポーツサークルやスポーツ少年団の指導者」、「PTA、子ども会、自治会、青少年育成団体、青年会議所、青年団などの地域団体において活動している人材」、「現職教員や元教員」、「学生(インターン)や青年層」が対象になります。このような方法を使って、指導者やスタッフを効率的に見つけていきましょう。
- 既存のスポーツ関係者、関係団体との調整はどのようにすればよいでしょうか?
- 地域には、体育協会、スポーツ少年団、種目別のスポーツ団体などの既存のスポーツ団体や、区市町村の非常勤職員としてスポーツに関わっている体育指導委員がいます。このような方々に、地域スポーツクラブの目的や地域スポーツクラブに参加するメリット等をよく説明し、協力体制を築くようにしましょう。また、できれば、その方々にも地域スポーツクラブの一員になってもらうよう、積極的に声をかけていきましょう。
- 学校の運動部活動との連携をどのようにとったらよいでしょうか?
- 地域スポーツクラブには、子供たちのスポーツ環境を一層充実させるために、部活動と連携することが望まれています。地域スポーツクラブに参加・運営している方は、学校の体育施設に活動の拠点を置くにあたっては、自分たちの活動の場を借りるという姿勢ではなく、地域住民である子どもたちのスポーツ環境を良くするという理念を持ち、運動部活動との連携を図るように心掛けましょう。




